2017/07/03 14:37

北欧「アラビア ヴィンテージ」の中でも特に人気の高い「ANEMONE / アネモネ」シリーズ。


ご紹介のこちらのプレートは「アネモネ」の魅力をたっぷり堪能できる33cmの大皿です。


手描きによる藍色のアネモネのお花と葉がお皿全体に伸びやかに描かれた素晴らしい仕上がりです。
こちらの作品は大皿全体にたっぷりとした藍色で濃く描かれており、アネモネのデザインと存在感が際立った素晴らしい逸品です。

 

 

特別な日やホームパーティーなどのテーブルウェアとしてメインやオードブルなどに利用したり、またお部屋に飾って鑑賞用にもおすすめです。
存在感のあるプレートは洋室はもちろん、和室や床の間へ飾ってもとても映える粋な作品です。

日本でもとても人気な「アネモネ」シリーズは、この「和」も感じるような風合いが魅力的なのかもしれませんね。


 

 

思わず触ってみたくなるようなほどみずみずしさを感じる藍の深みと筆のタッチがとても美しいです。
アネモネの表情は観る人の心を魅了するのも納得の逸品です。

 

 

「アネモネ」シリーズは、デザイナーの「Ulla Procope/ウラ・プロコッペ」によってシリーズとして描かれました。
裏面には「UP」と「Ulla Procope/ウラ・プロコッペ」と絵付師のサインが施されています。
こちらの大皿は「1963-1969年」の間に製作されたものです。
時代を超えても凛とした佇まいを誇り続けています。

これからも永く人々の心を魅了し続けていく素晴らしい逸品です。

 

 

デザイナーの「Ulla Procope/ウラ・プロコッぺ」は1921年にフィンランドに生まれました。1948年にARABIAに入社しARABIAを代表する女性デザイナーとして活躍しました。
代表作に、「Valencia / ヴァレンシア」や「Ruska / ルスカ」シリーズなど様々なデザインを手がけました。 短い生涯の間に作成された作品は今も色あせない魅力を放ち高い人気を誇り続けています。

 

 


「ARABIA/アラビア」社はスウェーデンの王室御用達陶磁器メーカーの「Rorstrand/ロールストランド」の傘下としてフィンランドのアラビアという土地に設立されました。
その後、1916年に独立を果たした「ARABIA/アラビア」社は、「フィンランドを代表する陶磁器メーカー」として地位を確立し始めました。
独立してからのアラビア社は、より一層技術やデザインを磨き上げていきました。そのレベルはパリ万国博覧会に出展されたアラビア製品が金賞を受賞するまでに至ったのです。
現在、「ARABIA/アラビア」の装飾技術は国内外から非常に高い評価を受け、ここ日本でも北欧食器気ブランドとして絶大な人気を誇っています。歴史背景からもうかがえるように、1873年から作られてきたアイテムたちは、「アラビア ヴィンテージ」としても高い評価を受けファンを魅了し続けています。今も世界中から愛され続けています。
 


時代、国を超えて「ANEMONE / アネモネ」は人々を魅了し続けています。
永く大切に次世代へと受け継いで行きたい素晴らしい逸品です。